繭玉の正月飾りの準備として、染料畑の柳の枝を切る時期となりました。
夏場に心地よい木陰を作ってくれた柳達、本当にありがとう。
毎年、毎年、繭玉の正月飾りの為に枝をすべて落としますが、来年にはまた同じように枝をつけてくれます。本当に生命力溢れる木です。
今年は天候の問題なのか、例年よりも硬く真っ直ぐな枝が多い気がしました。
正月飾りは、しなやかな枝ぶりの物が人気があるので少々困りましたが、今年は良い繭を十分に集める事が出来ず、例年よりも作る数が少ないので何とかなりそうです。
染料畑のある場所は平清水の「福ノ神」と呼ばれる地区ですが、「福ノ神」で育った生命力溢れる柳に、染料畑で採れた草花で染め上げた多産豊作の祈りを込めた「繭」飾って頂いた方々の来年もまた良き年でありますように。