紅花と漢方

紅花の花摘みも無事終わり、今年も紅花に最適な天気で十分な量の紅餅が収穫が出来ました。

※写真は乾燥中の紅餅(右)と、「花寝せ」の工程前と工程後の写真(左)

紅花と言えば、もちろん紅花染の染料ですが、口紅の原料の他、古くからの重要な利用法として漢方があります。

今回は御縁があり萬屋薬局様の開催する四季の薬膳を楽しむ会「カーサマス・ラボ」の飾り付けをさせて頂きました。

紅花の学名(ラテン語)のCarthamus tinctoriusの名を冠した会で、難しく感じる事が多い漢方を楽しく気軽に「薬膳」として楽しむ会で、今回で2回目の開催でした。

パレスグランデールの総料理長と萬屋薬局の作る料理は、とても美味しく、そして体に良い、まさに医食同源の料理の数々でした。

特にデザートの紅花を使用した杏仁豆腐は、紅花の持つ効能だけでなく黄色の色素、そして「紅」の色素も楽しむ事の出来る逸品でした。

会場入り口の飾り付けはこんな感じです。

紅花で染めた和紙をメインにゲンノショウコや藍などで染めた和紙を筒状にしアレンジしてみました。

暑い日が続きますが、瓶屋は通常通り営業しております。
紅花畑は種を採る分の列を残して藍畑へ変わりつつあります。

次回のカーサマス・ラボなどにつきましては、萬屋薬局様のホームページをご覧ください。

萬屋薬局

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