7月15日に投稿しようと準備していましたが・・・・なんと投稿ボタンを押し忘れておりました!!!
今年もいよいよ紅花のシーズンとなりました。
山形県内の彼方此方で紅花祭りが開かれておりますが、もちろん当店の紅花畑も満開です。
毎年毎年同じ作業ではありますが、こればかりは少なくとも3世紀頃に栄えた纏向遺跡の時代から同じ作業だったのでしょうか?
当店では棘がまだ柔らかい早朝4時頃から摘み始め、3人で収穫し朝8時頃までが花摘みの時間です。
収穫した花弁には棘やゴミなども含まれていますので、もちろん手作業で取り除きます。
取り除いた紅花は水洗いを行います。水洗いを行った排液は普通は捨ててしまいますが、微量ではありますが「紅」が含まれていますのでもったいないので紅木綿や青苧や麻などの繊維を浸して残さず「紅」を回収します。
あとは木綿の布巾に包んで寝かせます。
日一日と黄色かった花弁も赤く変化してゆきます。あと二三日かな?全体が均一に赤くなったら小判型にして乾燥させます。
紅花も満開ですが、紫陽花やアナベル、ベルガモットなども満開。
沈澱藍用の藍も少し収穫できたので、1回目の沈澱藍も仕込みました。
今年は藍の生葉染のカルチャー教室も予定しておりますが、生葉染用の丸葉の藍はもう少々収穫には掛かりそうです。
次回は沈澱藍や藍染の事も載せれるかな?
※※ 無事に紅餅作りは終了しまして、収穫量は例年の1.5倍となりました! ※※