平清水。
ここ平清水は陶芸の里。
今はほんの数軒しか窯元は残っていませんが、昔は集落のあちこちの登り窯から美術品から日用雑器、便器から土管、風呂桶まで多種多様な物が焼かれていたそうです。
写真は輸出用のインク壷。
瓶屋の裏の畑のすぐ横の土手ですが、この土手から時々、完品に近い物が出てきます。
勿論これも口の部分が欠けています(笑)完品であれば海の向こうへ行っているはずですからね
この土手のすぐ上の傾斜に昔は登り窯があった様です。
裏の千歳山の倒れたり間伐した松を登り窯の燃料にしていたのは遙か昔。
畑からは色々な破片がザクザクとでてきます。
瓶を焼いていたから瓶屋。
もちろん他にも色々焼いていましたが瓶屋。
そんな事もあって、私は藍染めの「甕」を「瓶」と書いたりしています。意味は同じですけどね(笑)