ああああっ また更新をサボってしまいました。前回が7月17日・・・・一か月以上空いてしまいました。

ここ最近の瓶屋ですが、今年もアイに満ち溢れております。
アイ・・・藍です。

瓶屋では約200坪ほど藍を栽培しておりますが、今年は雨も適度に降ってくれて良い育ち。
葉の色も藍を含んだ緑!さっそく沈澱藍作りに

毎年、一応解説している気もしますが、毎年同じです。
畑で刈り取った藍の葉を井戸水と一緒に数日寝かせて、藍の色素が溶け出した処で畑に撒く「消石灰」を入れてひたすら撹拌。消石灰と結合し藍色になり、数日置くと下に泥状に沈澱します。なので沈澱藍もしくは泥藍。
使っている容器が化学薬品でも入っていそうな容器なので毒々しく見えてしまいますが、危険な物は入っていません。

で、出来た沈澱藍は、さっそく発酵建てへ

 

消石灰と結合して藍色になっている藍は、そのままでは繊維の奥まで入れません。なので酸素を外して小さくして繊維の中に浸透させたいのですが、そこで酸化還元剤などの無粋な物は使わず微生物の出番、以前は、六根浄さんで仕入れた酒粕などを使って建てた事もありますが、今年は原点に還って基本的な素材を使って建てました。食料品店で購入した食べても大丈夫な素材です。※企業秘密?

酸素を微生物に食べてもらい小さくなった藍は藍色から緑色に。
染め液からあげて、水の中でゆっくり酸化させると綺麗な藍色になりました。

今年は西川町大井沢の三浦さんの漉いた月山和紙も染めました。

さてさて、お次は生葉染め。

藍の葉を擂り潰して絞った液にシルクを浸します。
発酵建ては木綿も麻もシルクも染まりますが、生葉染は動物性の繊維しか染まりません。もちろん染めたのは山形県鶴岡市の松ヶ岡シルク。液の中で斑にならぬ様に手を止めず染めます。
液は緑色ですが、これは葉に含まれる葉緑素の色で、欲しいのはこの時点では見えないインディゴ
水の中でゆっくりと酸化させると鮮やかな水色に。

さーて、さて、松ヶ岡シルクと言えば~ 繭
今年も瓶屋の御蚕様の時期がやってまいりました。
よく聞かれるのですが・・・当店で作っている繭はさすがに布の分までは作れないので、全て繭のまま使用し「繭玉の正月飾り」などに使用しております。

本日、山形県内の御蚕様のほとんどを卵から孵化させている、私の師匠でもやる蔵王の横山さんの蔵からやってきた御蚕様。卵から孵化して二度脱皮を行い三齢とう状態で、爪の先ほどの大きさです。
これから毎日せっせと美味しい桑の葉を与えて18日頃から糸を吐き繭となる予定です。

さーーーて、明日からも頑張ります!